アメリカビザ取得の可否は、ご本人の資質、背景、本国とアメリカとの関係などの多くの項目を、アメリカ領事が総合的に判断して決められます。

領事の判断は、そのときそのときの世界情勢に合わせた国の方針に従うため、Bビザについては一度申請を却下されたとしても、もう二度と申請できないとか、次の申請時に影響すると決まったわけではありません。

ただお客様の情報によると、一度却下されてしまうと続けて申請してもビザ取得が厳しいこともあるようです。

当事務所の事例で、2度目の申請でリカバリーできたケースをご紹介いたします。

ご主人様からの依頼

ご連絡をくださったのは日本人のご主人様でした。

年末にハワイに行こうと思ってロシア人の奥様のアメリカビザ申請をしたところ、却下になってしまったと。

もう飛行機もホテルも予約してあって諦めきれず、もう一度ビザ申請に挑戦して、それでダメならキャンセルしようというお考えでした。

状況をうかがったところ、1回目はアメリカ人の友人に手伝ってもらい自力で申請したとのこと。

どうやら証明書が不足していたようにお見受けいたしました。

ロシア人の奥様

奥様は30代で、ご夫婦の間にお子様はまだいらっしゃいません。

日本の在留資格は「日本人配偶者」、期間は3年、現在お仕事はしておらず専業主婦ということでした。

B1/B2ビザの要件

アメリカB1/B2(観光)ビザ申請では、外国人でも日本人でも、「米国に短期渡航した後に、必ず帰国する意思のあることを客観的に証明する」必要があります。

簡単に言うと「私はこんなつながりが日本や本国とありますから、アメリカに行ってもそのまま在留したりせず、必ず帰国します」ということを、証明すれば良いのです。

日本や本国とのつながりは、社会的、経済的、家族的の3つの観点から判断されます。

申請の概要については、こちらの記事もご覧ください↓

日本に在留する外国人のアメリカ観光ビザ 日本人がアメリカへ観光旅行に行く場合、ビザ免除プログラムにより、ビザの取得は免除されています。 しかし、日本に在留する外国人が、たとえばお正月にハワイに旅行したいと思ったら、その国籍によっては、アメリカ大使館へビザの申請をする必要があります...続きを読む

2ヶ月後のリカバリー

8月に1回目の申請で却下、当事務所にご依頼をいただいたのが9月、奥様が2回目の面接を受けたのは10月の後半でした。

ご旅行のキャンセルの関係上早く結果が知りたいということでしたが、書類の準備には十分時間がありました。

証明書を集めて英訳したりするのは、お忙しい中ご主人様がご対応くださいました。

その甲斐あって奥様は無事に面接をクリア、ビザの取得ができました。

ちょうど今頃がハワイへご出発の時期ではなかったかと、今年を振り返って思い出しております。

 

すべての人がリカバリーできるわけではありませんが、1回目が却下されたから2回目以降も必ずダメとは限りません。

どうしてもアメリカ旅行に行きたい方、あきらめずにご検討ください。

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