行政書士の横山です。

業務上、お客様のパスポートを拝見したり、お預かりする機会を多くいただきます。

日本のお客様は10年パスポートの方がほとんどですが、有効期間が10年あると、どこへ行くにも安心です。

国によっては、パスポートの残存有効期間が十分残っていないと、入国できないところもありますからね。

パスポートの切替申請

現在有効なパスポートをお持ちの方が、有効期限の来る前に新しいものを発行することを、一般的には「更新する」と言っています。

しかし、手続き後にパスポートの番号が変わること、旅券法には発給申請しか存在しないことから、正確には「切替申請」とされています。

パスポートの残存有効期間が1年を切った、戸籍上の姓が変わった、などの他に、パスポートを損傷してしまった、査証欄(出入国スタンプを押すページ)が少なくなった場合も、切替申請ができます。

また、就労や留学、ワーキングホリデーなどのビザ申請のために、長期の残存期間が必要で、出発前に手続したいというときにも、切替申請に応じてくれます。

APECビジネストラベルカードとの兼ね合い

APECビジネストラベルカードは、2016年4月より制度が変わり、カードの有効期間が5年に伸びました。

以前は3年でしたので、さらに便利になりましたね!

しかしこのカードは、短期商用での出入国を事前に承認するという性質のもので、ビザではありません。

APECビジネストラベルカードの申請を理由に、1年以上有効残存期間が残っているパスポートの切替申請ができるかどうかを、パスポートセンターの方に聞いたことがあります。

答えは「Yes!」でしたが、条件付きです。

そして、この条件とは「インドネシアが承認国に入っていること」です。

インドネシアは、APECビジネストラベルカードを承認するにあたり、パスポートの有効残存期間が18ヶ月以上あることを掲げています。

インドネシアの承認を得ることを理由として事情説明ができるなら、有効残存期間が1年以上残っていても、パスポートの切替申請を受けてもらえるそうです。

APECビジネストラベルカードの更新

では、APECビジネストラベルカードの更新はできるのでしょうか?

答えは「No!」です。

現在のところ、カードの有効期間が過ぎた、あるいはパスポートの有効期限が過ぎた場合は、新規の申請をしなくてはなりません。

現在有効なカードを所有している方が、継続してカードを使用したい場合は、原則としてカードの期限の6ヶ月前から新しい申請ができます。

現在のところ、カードの審査から発行まで6〜8ヶ月かかっていますので、渡航のご予定と、審査期間、カードの期限を勘案して申請なさるのが良いと思います。

 

当事務所では、APECビジネストラベルカードの申請代行を承っております。

APECビジネストラベルカードの便利な使い方はこちら↓

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