Asia-Pacific Economic Cooperation アジア太平洋経済協力

明日11/7(金)からAPEC会議が始まりますね。

今回は中国がホスト国、会場は北京です。

 

先日ニュースで報道されましたが、APEC会議に出席する各国の首脳に少しでも良い印象を与えるために、北京ではPM2.5対策が強化されているそうです。

車両の交通量を調整したり、工場の操業を停止したり、強制的な規制が功を奏したのか映像に移る空は真っ青でした。

対策を行えば環境を取り戻せることを知って北京の人達が今後どうするのか、個人的には気になりますが。。。

 

さてAPECとはAsia-Pacific Economic Cooperation アジア太平洋経済協力の略称で、参加国はお互いに経済協力することを前提にしています。

APECに数えられる国は現在21カ国。 この21ヵ国を合わせると、経済で世界全体のGDPの約5割、貿易量及び人口では世界全体の約4割を占めるそうです。

スゴイ規模です。

東京新聞ウェブサイトより引用

東京新聞ウェブサイトより引用

日本を中心として地域で分けてみると

【アメリカ大陸】アメリカ、カナダ、ペルー、メキシコ、チリ
【日本近海】日本、中国、韓国、台湾、香港、ロシア
【東南アジア】タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシア、ブルネイ、シンガポール
【オセアニア】オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア

 

ちなみにASEANは東南アジアの10ヵ国からなり、上記の東南アジア7ヵ国にラオス、ミャンマー、カンボジアの3国を加えます。

TPPの問題はAPECの枠組みとは違う話ではありますが、主要な参加国がダブっているのでついでに便乗して協議されたりするようです。

もともとAPECは参加国を法的に拘束したりしない、緩やかな協議体であることが特徴で、この緩さ遅さにしびれを切らして始まったのがTPP構想なんだとか。

 

APECビジネストラベルカード

産業によっては大きな打撃もあり得る「関税の撤廃」、国際的に活躍するビジネスマンには気になるところですよね。

海外出張に役立つAPECビジネストラベルカードは、外務省が発行します。

APEC21カ国に商用で訪れるビジネスマンの、国境通過時の手続きを簡易化する身分証明書のようなもの。

 

入出国時に提示すると、イミグレーションで長い列に並ばなくても、優先レーンで手続きができます。

まだあまりポピュラーではありませんが、知る人ぞ知るこのカード。

そうはいっても具体的に「何がどういいの?」(続きはこちら)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が参考になりましたら、この記事を共有していただけると嬉しいです。
Share on facebook
Facebook
0
Share on twitter
Twitter
Share on google
Google
Share on email
Email