ASEAN経済共同体

ASEAN経済共同体2015年末に発足予定です。あと1年ちょっと。。。

ASEAN加盟国10カ国が一つにまとまり、人口6億人を 超える規模の一大経済圏が誕生します。

 

google画像より引用

google画像より引用

相違点はあるものの、EUのASEAN版と言って良く、
・域内の関税撤廃
・貿易の円滑化
・投資の自由化
・知的所有権の保護

等で共通した枠組みが構成されます。

“ヒト、モノ、お金”の行き来が自由になることで、更なる経済の活性化が期待されています。

さて上記4項目のうち投資の自由化に関するのがAFASです。
これは、ASEAN Framework Agreement on Services、サービス業における協定の枠組みのこと。

現在は内容を詳細に詰めている段階ですが、サービス業は今まで外資規制が厳しかったので関係企業には内容が気になるところですよね。

すでに進出している企業もこれから進出を検討する企業も、影響があるのは確実です。

JETROのレポートによるとAFASは最高70%までの外国投資家の投資を全業種で認めようという方向性。

しかし現状では、各国が対象の業種を細分化しそのうち一部の分野を自由化しただけで、国によってばらつきがあります。

これから進出の場合は進出先国の投資解放状況をよく調査する必要がありますね。

 

タイやベトナムの外資規制

AFASの投資自由化とは直接関係ありませんが、例えばタイにはもともと外資規制があり、外国人投資家は最高49%までしか出資できません。

会社の重要事項についてタイ側のパートナーと意見が相違すると、タイ側の決定に従わざるを得ないということ。実質経営を握られてしまうわけです。

しかしBOI(The Board of Investment, Thailand)という政府の投資委員会の制度を使うと、一部の製造業では100%の外国出資が可能です。

一方でベトナムは、こちらも条件があるとはいえ外国資本を100%認めるサービス分野があります。

ASEAN域内と地域でひとくくりにしても各国でバックグラウンドが違います。

西欧の植民地時代があったり他民族国家だったり、成長の度合いもスピードも異なる国々を一つのルールでしばるのはすぐには無理。

自国の都合に合わせて部分的に段階的にルールを取り入れていく様子です。

日本サイドでは最新で信頼性の高い情報の収集→迅速な評価→意思決定を、コツコツと積み上げていくことで変化に対応します。

あと1年、日本とASEAN諸国の関係はどう発展するのか楽しみですね!

 

最後までお読み頂きありがとうございました
もしこの記事が参考になりましたら、この記事を共有していただけると嬉しいです
Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someone