行政書士の横山です。
おかげさまで当事務所のアメリカビザ申請サポートは、多くのお客様にご好評をいただいております。
ビザ取得の厳しさは日々感じるものの、サポートを始めて数年が経過し、多くの方が観光やビジネス目的の短期渡航を実現しています。
おかげさまで当事務所なりの知識経験、書類作成のノウハウなどもできましたので、これから観光ビザ申請したい!という方向けに、ご参考になる情報をお届けしたいと思います。
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DS-160申請書とは?
アメリカの非移民ビザは、DS-160と呼ばれるオンラインの申請書を提出するのですが、本日はこのDS-160とはなんぞや?というお話です。
どこの国でも行政の取り扱う申請書にはたくさんの種類があるため、申請書には番号や名前が付いていることが多いです。
例えば日本で確定申告書の時に提出する書類には「確定申告書A」「収支内訳書(一般用)」などと名前がついていますね。
これと同様にアメリカ政府でも、申請の内容によって申請書の様式に名前をつけているというわけです。
DSとはDepartment of State(国務省)の略で、日本の外務省にあたる役所です。
つまりDS-160とは、国務省の管轄の申請書であることを示しているんですね。
ご参考に、アメリカ国務省で使用されている申請書フォームの一覧はこちらです。
ビザ面接は5分!
アメリカビザを取得するにあたり、1番高いハードルは、各地領事館での領事との面接だと思います。
未成年者や高齢者など面接を免除される一部の方を除き、ほとんどの申請者は最寄りの領事館で面接を受けます。
ビザがもらえるかどうかは面接を担当した領事の最終判断で決まりますが、この面接にかかる時間は、一人当たり5分程度しかないのが現実です。
えぇっ、たった5分?と思いますよね。
米国の領事館では、特に東京のように申請者が多い地区では毎日数百人の申請者の面接をして、ビザの可否を決めなくてはなりません。
審査を効率化しなければとても全ての申請を公平に目を通すことはできないため、面接は最終判断に大きな影響をもつものの、一人当たりに割り当てられる時間はとても短いのです。
DS-160申請書の重要性
でもたった5分で何がわかるの?
いえいえ、領事が審査の根拠にしているのは、やはりDS-160の申請内容がメインなのです。
DS-160申請書には数多くの質問事項があるため、初めてこの申請書をオンラインで作成する人にとっては、全部の質問に回答するのに1時間から1時間半はかかるでしょう。
作成は大変でも、一つ一つの質問には正確に正直に答えてくださいね。
アメリカに限ったことではありませんが、ビザは申請者ご本人に一生関わってくるものです。
虚偽や事実と異なる回答は、後々の活動に影響する可能性もございます。
DS-160申請書を作成するときは、正しい資料や記録を準備して臨みましょう。
2019年追記
自力で申請したい!という方のために、申請マニュアル(外国人向けですが、日本人の方にもご参考いただけると思います)を販売しています。
オンライン申請はできたけど、サポートドキュメントの種類や作り方がわからない、という方にお勧めします。
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