MM2Hの財務書類

MM2H申請の提出書類のうち、一番ご質問が多いのが財務書類についてです。

まず、疑問。
MM2Hはリタイヤメントビザ。申請になぜお金の証明が必要なのでしょうか?

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マレーシアは、国土33万平方キロメートル(日本の9割)に対し、人口は2,933万人と日本の16%程度。
国が経済発展していくためには、もっと人口が欲しいところです。

それでMM2Hの制度でも、外国人を優遇する条件をつけて受け入れているわけです。

しかし外国人なら誰でも良くはなく、できればマレーシアにお金を落とす人に来てほしい。
間違っても国に経済的に面倒をかける人はお断りです。

収入は月1万リンギ以上
流動資産は、50歳未満は50万リンギ50歳以上は35万リンギ
の要件をクリアできるお金持ちに来てほしいのです。

そういった背景で、MM2Hセンターの書類審査では何よりも財務書類をしっかり見ます。
正しいのはもちろん、その時点で一番新しい明細を提出しなければなりません。

さて収入の証明方法ですが、サラリーマンの方は給与明細と、その振込のある通帳のコピーを提出します。
通帳は申請者の名前と金融機関名がある表紙のコピーも必要です。

月額が1万リンギにならなくても、ボーナスを入れて平均した額が足りていれば問題ありません。
その場合は計算式などを添付すると親切でしょう。

個人事業主の方は、前年度の納税証明書と、その根拠となる通帳のコピーを提出します。
納税証明書は確定申告書とは違い、税務署に申請して出してもらう書類なのでご注意ください。

ご夫婦で収入があってご夫婦でビザの申請もする場合は、合算することができます。

収入には給与事業収入の他、株や投資信託の配当も入れることができます。

通帳コピーの代わりにインターネットバンキングのプリントアウトでも大丈夫ですが、申請者の名前と口座番号が照合できるページもご準備ください。

去年は1万リンギは30万円から33万円とご案内していましたが、今年は一段と円安が進み35万円から38万円くらいはないと心配です。

というのもマレーシアの移民局で採用している為替レートは、日本で私たちが目安にしているものより少し不利だからです。

 

☆収入証明 まとめ☆

・サラリーマンの方は給与明細と通帳コピー
・個人事業主の方は納税証明書と通帳コピー
・収入の内容や管理方法が複雑だと英訳の手間と時間がかかる
・収入はご夫婦で合算が可能
・1万リンギ、ギリギリでは採用レートによって不足する場合もある

以前は日本の年金受給者は受給を証明すれば、MM2Hを取得できました。
ところが昨今では、リタイヤした人でも年金プラスアルファで月額1万リンギ以上の収入を求められるようになってきました。

年金額が1万リンギ(約34万円)を超える方はほとんどいないでしょう。
去年は、足りない分の収入を「作る」ため時間と手間をかけたケースもありました。

誰でもできるわけではありませんが、かなりミラクルだった(笑)お話も含め、事例紹介は次の機会に。

そういうわけでMM2Hは(リタイヤメントビザのはずなのに)現役で働いていないと収入の証明が難しくなっています。
取得をお考えの方はお早めに!

当事務所では個人申請の方の収入、資産の証明書類についてコンサルティングを行っています。
お気軽にご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました
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