韓国が、この夏から観光も含む短期滞在客の受入を再開したお話は、一つ前の記事で書きました。
ビザ無し渡航で入国する人は、K-ETAというシステムへの事前登録が義務付けられています。
これは、コロナの間にできた制度です。
そして当事務所の記事をお読みくださった方から「APECビジネストラベルカードがあれば、K-ETAの事前登録は不要だった」との情報も、いただいていたところです。
そのような中、ついに当方にも韓国入国のチャンスが訪れました。
韓国入国無問題
まず結論から申し上げると、ABTCがあればK-ETAは不要です。実体験から申し上げております。
※今の時期、Q-codeの登録は全員に必要ですのでご注意ください。
K-ETAは不要
今回の渡航は、日本→韓国→マレーシア→韓国→日本という順番でした。
まず、行きの仁川空港でABTCのレーンに進み、何も聞かれずスムーズに入国。もちろんABTCは提示しました。
つぎ、マレーシアを出国時に空港のカウンターで「次の訪問地は韓国?K-ETAは?」と聞かれましたが、ABTCがあればいらないと説明したところ、担当者はその場でググっていたようですが、最終的には納得しました。
最後に、帰りの仁川空港入国時、行きと同じABTCのレーンで「K-ETAは持ってないの?」と聞かれました。
マレーシアのときと同様「ABTCホルダーはK-ETAは求められない」と説明。
女性の入国審査官でしたが、再度「K-ETAは持ってない?」と聞いてきたので、自信をもって「NO!」と回答しました。
ただ後から、少し不審に思いました。
10月から日本人がビザ無しになって、あの審査官はABTCのレーンに座っているのに、K-ETAが不要だという制度を知らないわけがありません。
もしかして「K-ETAをもってない?」と2回聞かれて私が動揺していたら、もっと質問されたり別室に連れて行かれたりしたのか?
いやそれでは何のためのABTCということになるし。
何はともあれ、知識に基づいて自信をもって回答して良かったと思っています。
情報提供者のA様には、重ね重ね感謝です。
東南アジア出張に、ABTCは最強
日本も同様ですが、世の中は、渡航が再開されています(中国を除く)。
今回の訪問はマレーシアと韓国だけでしたが、入国/出国審査の長い行列も各地で見受けられたので、やはりABTCは最強と思いました。
最後の仁川空港では、アフリカからの集団就職でしょうか、みんなで同じ帽子をかぶった男性の集団が、入国審査のレーンを何重にも占拠していました。
私と同じ飛行機で到着した人たちは、その集団の後ろに並ぶしかなかったようで、アライバルで誰もスーツケースをとりに来ない!来れないようでした。
こんな光景は初めてみました。
入国審査に時間がかかっているうちに、スーツケースが先に着いてしまい、ピックアップする人が来ないので、ターンテーブルにぎゅうぎゅうのまま何周も回っているのです。
マレーシア→韓国という順番だったので、私は自分のスーツケースをとってから冬服に着替えたのですが、着替え終わってもまだ誰も来ていませんでした。
ABTCがあると東南アジア出張のストレスが半減することを、あらためて保証いたします。
業務のお問合せは、お問合せフォームからお願いいたします。
コメントする