行政書士の横山です。
9月末から今月にかけて、当事務所でサポートさせていただいたお客様から続々とカード受領のお知らせをいただいております。
具体的には3月から6月までに申請した方々になります。
一番早い方ですと、当事務所にお問い合わせをいただいてから5ヶ月ほどでカードがお手元に届いたことになります。
以前は足かけ8ヶ月ほどかかった時期もあったので、APEC加盟国19カ国による審査はかなり迅速化されている印象です。
申請者のプロファイル
「APECビジネストラベルカードの噂を聞いた、知人が便利に使っている、私も申請できますか?」というお問い合わせをいただくことがあります。
今回カードを取得される申請者様は、合計で11社、14名様です。
どのような方々がカードの申請をされたかというと…
1枚目のカードの期限がきて、2枚目を入手されたリピーター様が2名。
1社で3名分をお申し込みされた会社様が1社。
関連会社3社で一緒に申請された社員様6名様。
駐在員の方1名。
企業の社長様が8名。
海外にお住まいの方3名。
申請者ご本人からのお申し込み6社。
総務人事などのご担当者からのお申し込み5社。
取得のポイント
APECビジネストラベルカードは誰でも取得できるわけではありません。
残念ながら外国籍の方は、日本でカードの申請をすることはできません。日本のパスポートをお持ちの方のみが日本で申請できます。
外国籍の方は、母国の外務省に該当する役所にお問い合わせなさってください。
次に大切なのは
①法人個人を問わず、事業の存在があること。
法人の場合は原則として法人登記事項証明書を、個人の場合は事業の形態によりその存在を証する書類の提出が必要です。
そして、
②海外との貿易や投資などの実績のあること。
カードの申請者様が所属している事業体に、何らかの取引や送金がある事実を証明する必要があります。
この場合、取引や投資の金額の大小は問われないため、極端な話1ドルであっても海外との取引が証明できればOKです。
ただしこの投資額には、いわゆる出張のための出費(交通費や宿泊費)は入りません。
新規のご依頼やお問合せも続々といただいています。
現在、今回カードを取得された法人様のうち5社に所属の別の社員様が、APEC19ヶ国の承認を待っておられます。
ベトナムでの有効活用の事例はこちらです↓
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