MM2H(Malaysia My 2nd Home)は、ビザを取得することで参加するマレーシア政府のプログラムです。
(ビザをとるまでのお話は「個人申請とエージェント申請の違い①」 「個人申請とエージェント申請の違い②」をどうぞ)

以下、ビザ取得で得られるインセンティブ(特典)、取得後に発生する手続きのラインナップをご覧ください。

 

 

MM2H保有者の特典

①中古車の輸入

自国で使用していた中古車をマレーシアに持ち込む際、関税と国内消費税、物品税の免税があります。

 

②新車の購入

マレーシアで新車を購入する際、国内消費税と物品税の免税があります。

 

③パートタイムで働ける

50歳以上のビザ取得者は、週20時間までパートタイムの職につくことができます。

 

④メイドを連れてくることができる

メイド(一人まで)をマレーシアに連れてくることができます。

 

⑤定期預金の取り崩し

住宅の購入、お子様の教育、高額医療の用途に限り、MM2H用の定期預金を一定額まで取り崩すことができます。

 

⑥会社設立ができる

外資100%の会社を設立し、役員につくことができます。

 

手続き

①ビザ期限の延長

ビザ取得時にパスポート期限が10年に満たなかった方は、パスポートを更新するとMM2Hのビザを新しいパスポートにスタンピングできます。

 

②ビザの終了

ビザを終了する場合も移民局へ届け出ないと定期預金を下ろすことができません。

 

③ビザの更新

最初の申請から10年経ってもう10年間MM2Hを延長したいという場合は、最初の申請と同様に収入の 証明他の書類を提出します。

 

④家族を付け加える

一緒にビザを取得しなかったご家族を、後から付け加えることができます。

 

以上の特典、手続きの際には、移民局から許可レターを取得しなくてはなりません。

MM2Hを最初にエージェント経由で申請すると、そのエージェントが申請保証人となるため、エージェントの変更をする場合は移民局にレターで届け出が必要です。

とは言え、必ず同じエージェントに頼む義務はありません。

 

取得後の手続きについてまとめ

MM2H取得後もいろいろな手続きが発生しますが、必ずしもエージェントに頼む必要はありません

もちろん、もともと個人申請の方がエージェントに頼むことはできます。

私の個人的な意見になりますが、ビザをとってマレーシアに滞在すれば、現地で知り合いもできるし勝手もわかってきます。

少しでも安価なエージェントに頼んだり、ご自分で手続きもできるでしょう。

時間と手間を考えて、エージェントを有効にお使いになると良いと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が参考になりましたら、この記事を共有していただけると嬉しいです。
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