活況と衰退が同居する「心地よい違和感」――松山・今治に見る地方都市のアンバランスな魅力

地域活性化の成功モデルを探すとき、私たちはつい「整った街並み」や「洗練された観光戦略」ばかりに目を奪われがちではないでしょうか。 しかし、愛媛県の松山市と今治市を歩いてみた私は、そこには教科書通りの成功とは異なる「良い意味でのアンバランスさ」という不思議な魅力を感じました。 活況なのか、それとも衰退なのか。その両面を併せ持つ両市を3泊4日で垣間見た、素人による個人的な感想をここに残したいと思います。 松山:国際観光地の賑わいと、取り残されるハードウェア 日本最古の温泉地として知られる道後温泉。現地は今、外国人観光客で溢れかえっています。