ロングステイアドバイザーの横山です。
APECビジネストラベルカードの利用者が増えています!
おかげさまで最近は、「カードが期限切れになるので、新しいカードの申請をしたい」という、リピートのご依頼をいただくようになりました。
覚えていていただきありがたい限りです。
取得されてもう3年経ったのですね。。。と月日の過ぎる速さを感じる今日この頃です。
APECビジネストラベルカードに関する過去記事です↓
こんな方におすすめです
何と言ってもアジア方面に出張の多いビジネスマンの方に、このカードの取得をおすすめしたいです。
羽田空港に国際線が就航してから、一日の仕事が終わった後の夜便、あるいは早朝便で現地入りして午後からの会議会食などという、きつめのスケジューリングも可能になりました。
時間を有効に使える一方で、移動はやはり疲れる。特に飛行機の移動が疲れるのは、搭乗前後の待ち時間の長さが一因と私は思います。
ビジネスやファーストクラスを利用するエグゼクティブでも、免れることができないのが入国審査です。
中国やインドネシアのような人口の多い国から来た便と、たまたま到着が同時になってごらんなさい、それはひどい(笑)行列です。
彼らはグローバルなビジネスパーソンと違って海外旅行に慣れていないので、行列の並び方のマナーからいまいちで、入国カードを書いていなかったり、集団の中の誰かに順番取りをさせたり、平気で列に割り込んだりしてきます。
前の人にくっついたからって順番が早く回ってくるわけでもないのに、知らないオジサンがくっついてきたりもしますよね。
移動で疲れている上に後の予定も気にしつつ、長時間そんな輩と同じ扱いで並ぶのですから、イラッとくるのも仕方ありません。
そしてこのイラッとは、帰国時にもやってくるのです。
メリット1:イミグレ通過時間の短縮
「イミグレーションに並ぶ時間なんて大したことないし」とおっしゃるのは、年に出張が2,3回しかない方か、観光目的の方でしょう。
2,3回ならお金と時間をかけて、カードを取得する必要はないかもしれませんし、単なる観光旅行者にはカードの取得資格はありません。
あくまでもビジネスパーソンのみが申請可能です。
APECビジネストラベルカードをつかって専用レーンを通る爽快感と優越感を味わってしまうと、二度とその他大勢と一緒には並べなくなると思いますよ。
メリット2:あらぬ疑いをかけられない
日本から直行便がない国(ラオスやバングラディシュなど)に行く場合は、例えばバンコクのスワンナプーム空港で乗り換えることができます。
そんなこんなでスワンナプームを出入りする回数が多くなると、タイのイミグレーションに怪しまれるのだそうです。
日本のパスポートでタイに連続して滞在できるのは最長30日なので、いわゆるビザランをしていると思われるのです。
そうすると少なからず別室に連れて行かれて詰問され、誤解が解けないと強制送還というケースも、なきにしもあらずです。
APECビジネストラベルカードは、商用でAPEC諸国を短期訪問していることにつき事前承認をもらうものです。
カードを見せれば、「あ、お仕事なのね」と入国審査官がわかってくれますから、余計なトラブルに巻き込まれる心配がありません。
カードがあって助かった!経験
私がAPECビジネストラベルカードをおすすめするのは、自分もカードを使っているためメリットを実感しているからなのです。
2013年にマレーシアのジョホールバルに駐在していたときのお話。
日本に一時帰国する際は、いつもシンガポールのチャンギ空港を使っていました。
平日なら時間が読めるのですが、これが土日になると、ジョホールバルとシンガポールのイミグレーションに人があふれて何時間かかるのかわからない状態になります。
シンガポールの住民が生活用品の買い出しや週末を過ごす目的で、ジョホールバルに毎週大移動するためです。
イミグレーションの混雑を見てから「しまった、今日は日曜日だった!」と青くなったことがあるのですが、幸いここにもAPECビジネストラベルカードのレーンがあり、そこだけガラガラ。
カードがなくてイミグレーションではまっていたら、フライトに間に合わなかったかもしれないタイミングでしたので、涙が出るほどありがたかったのです。
ちなみに私のAPECビジネストラベルカードは、3枚目。今年4枚目を申請するつもりです。
日本のビジネスパーソンを応援したい
アジアにいると、日本人は本当にマナーが良く優しいことを実感します。
だから外国人が列に割り込んでも「しょうがないか。。。」と、譲ってあげるパターンが圧倒的ではないかと思うのです。
でも小さな親切も、積み重なると消耗しますよね。
せめて移動時のストレスを減らしてお仕事に集中していただきたい、パフォーマンスを上げていただきたい、というのが私の願いです。
APECビジネストラベルカード申請について、詳細はこちらです。ぜひご検討ください!