ハワイ州政府は、11月6日(金)羽田空港発ホノルル着便により、約7ヶ月ぶりに観光客の受入を再開しました。
ハワイへ渡航する日本人観光客に対する、条件付きで14日間の自己隔離を免除するプログラムによるものです。
米国の、州政府によって独自の施策をとる統治方法には賛否があるかもしれませんが、
①ハワイと日本がこれまで培ってきた関係性
②日本人の衛生管理能力や習慣
③米国本土と比較して日本の感染症の罹患率が低いこと
を鑑み、ハワイ州が決定したことは、日本人としては大変ありがたいです。
当事務所ではハワイのタイムシェア所有者からのお問合せが多いのですが、タイムシェアを手放すご相談がほとんどです。
処分しようにも、もう一度現地に行ってから決めたい方もいらっしゃるでしょうから、自己隔離免除は朗報ですね。
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早速、渡航のための要件を見ていきましょう。
※米国本土からの観光客に対する14日間の自主隔離免除は、10月15日から始められています。
ハワイ州の「Safe Travels Program」に登録
これは出発前に渡航情報や健康状態を申告しておくもの。
ホノルル空港到着時にQRコードを提示しなくてはならないため、日本出発前に登録しましょう。
ハワイ州が指定する病院で検査受診
指定病院は各都道府県ではなく、東京など国際空港周辺都市部の病院に限られているようです(指定病院のリストはこちら)
検査はハワイ到着前72時間以内に受けなくてはならず、この72時間にはフライト時間も含まれるため、実質出発の24~36時間前に受ける方が良さそうです。
その他細かい注意点は、ハワイ州観光局のサイトもご確認ください。
ESTA登録
感染症対策に気をとられ、ESTA登録をお忘れなく。
恐らく日本の空港でチェックイン時に確認されるとは思いますが、時間のないところで焦って入力間違いをしては大変です。
ESTA失敗=B1B2ビザをとらないと渡航できないことになりますので、慎重に登録なさってください。
日本帰国時の制限は残る
ハワイでの自主隔離は免除されても、ハワイは米国の一部であることに変わりありません。
日本の外務省の米国に対する感染症危険レベルは「渡航中止勧告」のままですから、日本へ帰国後は、PCR検査の受診や14日間の待機要請、公共交通機関の利用制限、健康モニタリング等が求められます。
従前通りの観光ができる日が待ち遠しいですね~。
2021年7月追記
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